水蒸気蒸留法の見学会

精油の水蒸気蒸留法

先日、アロマの母校で水蒸気蒸留法の見学会があり参加してきました。
「yui会」と言って、キャラアロマテラピースクールが主催している
和精油の研究会です!

精油の抽出法はいくつか方法があって、
水蒸気蒸留法は一番メジャーな方法です。
簡単に言うと、植物の葉や花を蒸し器で蒸して、
ポトポトと落ちてきたものを集めます。

溜まった水分は2層に分かれていて、
そのうわずみが精油、下の層が蒸留水で
芳香蒸留水(フローラルウォーター)と呼ばれるものです。

アロマテラピー検定のテキストにもでてきますし、
インストラクターの勉強時にも詳しく先生から学びましたが、
実際の装置を目の当たりにしたのは初めてで、かなり興奮しました!



ヒノキの水蒸気蒸留

今回の見学会では、ヒノキの精油を抽出するという内容でした。
ヒノキは削られて、乾燥してあるものを使用しました。

今回の装置だと水2.7L、
缶にいっぱいのヒノキを入れて
精油は10ccとれるそうです。

精油の水蒸気蒸留法

先生曰く
「ヒノキは乾燥でなく生ならもっと精油がとれますよ」とのこと。

乾燥のほうが出汁?が凝縮されてて
たくさん取れるのかと思ってたけど、
そうでなかったんですね(笑)

芳香物質は揮発性だからでしょうか?

IHヒーターで加熱していきます。
およそ2時間くらいで蒸気が出始めるそうです。

なので、今回の見学会ではあらかじめ加熱していただいた状態からの
見学になります。

それでも時間がかかるので、加熱中はアロマクラフトをしました♪

「yui会」ですので、和精油を使ってということで
クロモジの枝を使って、菓子切り作りです。

クロモジで菓子切り作り

あらかじめ適当な長さにカットされたクロモジの枝を
サンドペーパーで磨いて、仕上げていきます。

そして、千代紙で菓子切り入れも作って完成です♪
折り紙も簡単なので、子供たち向けのワークショップにも
いいかもしれませんよ。

そうしているうちに、水蒸気が出てきました。
一滴が流れ落ちると、後は続いてポトン、ポトンと落ちていきます。

精油の水蒸気蒸留法



精油の水蒸気蒸留法

うわずみに、茶色の液体がありますね?
これが、ヒノキの精油です。


精油の水蒸気蒸留法11

このうわずみの部分を注射器で吸い取り、
遮光瓶に入れて、精油のできあがりです。

できたてほやほやのヒノキ精油の香りを試してみました。

ヒノキ精油は私も持っていますが、
まさにその香りで、ヒノキ湯の香りですね。
空気が浄化され、森林浴のようなリラクゼーションを得られます。

精油の水蒸気蒸留法

精油の抽出が終わったら、その下層部のヒノキウォーターを採取します。

精油の水蒸気蒸留法

「芳香蒸留水」は、水蒸気蒸留法で精油を採取する際にできる副産物です。

ローズやラベンダーなど化粧水として好んで使う人も多いですね。
私もローズオットーや月桃のフローラルウォーターを最近はよく使用していますが、
使い心地もさっぱりとしているのに、しっとりと仕上がって気持ち良いです。


柑橘類の水蒸気蒸留

今回のヒノキの芳香蒸留水ですが、
ルームスプレーの基材としての利用もいいですね♪
化粧水の場合は、香りがきつく感じる場合は、
例えばラベンダーやオレンジフラワーウォーター(ネロリ)と
ブレンドすると使いやすくなります。

ヒノキのほかに、
「晩白柚(ばんぺいゆ)」
「カラマンダリン」
「オレンジ清美」

以上、3種の柑橘系芳香蒸留水です。

大抵、柑橘系は圧搾法といって、果皮をローラーで圧搾し
遠心分離機を使って採取する方法なので、芳香蒸留水に出会うことがありません。


初めて柑橘系の芳香蒸留水にワクワクしながら
早速スプレーして香りをチェックしました。

柑橘系なので似ていますが、それぞれ特徴がありましたよ。
晩白柚は、さっぱりしていて優しい香りだけど、
カラマンダリンは、ちょっと甘味とビターな香りが混じった、パンチの利いたオレンジの香り
オレンジ清美は、オレンジの甘さが一番感じられた芳香蒸留水でした。
香りの中に少し青臭さも残りますね。

ローズオットーのフローラルウォーター(芳香蒸留水)も少し青臭さを感じますが、
この程度も個人差があるので、お好みでブレンドして使用するといいと思います。

今回の講座では、水蒸気蒸留法の見学と、作り方、
柑橘系の芳香蒸留水を試させていただくという
とても貴重な経験となりました。

いつか自宅でも水蒸気蒸留法で精油を作ってみたいなぁと思いましたよ♪

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